ライターにいみのBlog

興味あることについて日々探求思考している水産系ライターのつぶやきです

「うなぎ魚徳」で食べる

小雨の降るなか、名古屋市千種区の「うなぎ魚徳」へ行ってきました。以前に一度か二度食べた記憶があり、また行きたいと思っていたうなぎ屋です。
 
お店の味は、何度も通わなければわからないものだと信じていました。ですが、そうではないのでは、と最近思うようになりました。リピートしたいお店かどうかは、一度訪れて食べてみればわかるような気がします。初めての暖簾をくぐり食べてみて、何かが心に刺さる、残る。そういうお店には、また行きたくなるのです。魚徳は、また味わいたくなる、私が大切にしたいうなぎ屋の一つです。
 
都心の一等地にある、華やかで大きなうなぎ屋もよいのですが、郊外で地元の人々に長く愛されている、人情の温もりを感じる簡素なお店に私は魅力を感じます。お店の造りやメニューなど、シンプルで飾り気のないのが心地よく、その潔さから店主の心意気が伝わってきます。職人の経験から導き出される、間違いのない一つ世界が広がる完成された丼。炭火を十分に食った蒲焼きを、熱々のご飯と一緒にかきこむ。私の好きな名古屋のウナギがここにあります。

うなぎ魚徳のうなぎ丼(並)