ライターにいみのBlog

興味あることについて日々探求思考している水産系ライターのつぶやきです

「うなぎ魚徳」で食べる

小雨の降るなか、名古屋市千種区の「うなぎ魚徳」へ行ってきました。以前に一度か二度食べた記憶があり、また行きたいと思っていたうなぎ屋です。
 
お店の味は、何度も通わなければわからないものだと信じていました。ですが、そうではないのでは、と最近思うようになりました。リピートしたいお店かどうかは、一度訪れて食べてみればわかるような気がします。初めての暖簾をくぐり食べてみて、何かが心に刺さる、残る。そういうお店には、また行きたくなるのです。魚徳は、また味わいたくなる、私が大切にしたいうなぎ屋の一つです。
 
都心の一等地にある、華やかで大きなうなぎ屋もよいのですが、郊外で地元の人々に長く愛されている、人情の温もりを感じる簡素なお店に私は魅力を感じます。お店の造りやメニューなど、シンプルで飾り気のないのが心地よく、その潔さから店主の心意気が伝わってきます。職人の経験から導き出される、間違いのない一つ世界が広がる完成された丼。炭火を十分に食った蒲焼きを、熱々のご飯と一緒にかきこむ。私の好きな名古屋のウナギがここにあります。

うなぎ魚徳のうなぎ丼(並)



セブンイレブンの「高級コロンビア・スプレモブレンド」

名古屋は今年一番の冷え込み。寒い一日でした。夕方に買い物で外出した途中、コンビニに寄ってコーヒーで暖をとりました。初めて飲んだセブンイレブンの「高級コロンビア・スプレモブレンド」。普段飲んでいるホットコーヒーの、コクと香りの質がさらに一段レベルアップした感じで、幸せを覚えました。

コンビニのコーヒーは、大手3社それぞれに特徴があってよさを感じているのですが、そのなかでもセブンイレブンが一番味のバランスがよいと感じ、私の好みです。酸味、苦味、甘味がほどよく、香りが深くて、飲んだ後の口の中にじんわりと豊かな余韻を残してくれます。

天気予報によると、明日はさらに冷えるみたいです。明日の夜、また来ることができたらこのコーヒーで体を温めることにします。

飲むたびに口の中に深い余韻を残す「高級コロンビア・スプレモブレンド

水のうるおいと匂い

私の元気の源、その一つが川です。

都会のなかにずっといると、生命力がどんどんおちてくるような気がするんです。心も体もなんだかすっきりしない。元気がすり減っていくような感じ。こんな時は、川に行きたくなります。湿地の広がる森でもいい。水のうるおいを思い切り吸い込んで匂いをかぐと、元気がわいてくるのです。

取材で岐阜市長良川によく通っていた頃、現地の人から聞いた話を思い出しました。川にいると元気になるよと。

川の音、色、風、うるおい、匂いを感じる。水の気を浴びると、体中の細胞が活性化するような気がします。近所のどぶのような川でも、それは十分に実感することができます。だから、私は時々近所の川を散歩します。

現代人は、ひたすら川を遠ざけてきました。都会では特に顕著で、川と人間の関係は、ほとんど接点が失われ、関係が絶えてしまっている。

心を癒し、体を健やかにしてくれる。そういう場としての川の存在に、もっと焦点を当てて考えてみるべきではないでしょうか。どこの町にも、きっと大なり小なりの水の流れはあるでしょう。そうした所は、自分たちが生きていることを実感できる、とても希少で貴重な存在であると思います。

近所の川で水の流れを感じる

コンビニでふぅ~

凍える外気のなかで、熱々のコーヒーを飲む。コンビニの専用マシンでコーヒーを淹れ、店頭の脇で体を温めながらぼーっとたたずむ。心がほっと落ち着く時間です。

建物の間からのぞく澄んだ空、行き交う人々や車、笑顔で応対してくれるコンビニの店員さん、足元のアスファルト、小さな植物、まわりを囲むいろいろなお店……。今日も生きてるんだなあって。自分も、みんなも。

冬の寒気によって、ちんちん(名古屋弁で「とても熱い」)のコーヒーが徐々に冷めていく。この短い過程の間に、なんともいえない幸福感を覚えます。

コーヒーを手に空を見上げながらふぅ~

トップバリュの「鯛入りかまぼこ 赤」

かまぼこ。私の好きな水産加工品です。

近所の量販店「マックスバリュ」の売り場で販売されていた、イオンのプライベートブランドの「鯛入りかまぼこ 赤」。本体価格は98円(税抜き)で内容量は90g。

原材料名のところを見ると、魚肉すり身「魚肉(イトヨリ(外国産)、エソ、タラ、タイ(9%)」と書いてありました。商品名は「赤」ですが、正確にはピンク色ですよね。名古屋には、「名古屋かまぼこ」という伝統的なかまぼこがあり、朱色であるのが特徴で、まさに赤という表記にふさわしい色をしています。

商品の包装に記載されていたか、きちんと見るのを忘れてしまいましたが、トップバリュのホームページを見ると、製造・加工は「一正蒲鉾株式会社 聖籠工場(新潟県蒲郡聖籠町)」が行っているとありました。

かまぼこの色は、全国的にはピンク色が主流なのでしょうか?名古屋の量販店で見る色としては、この他に白色があり、あとは表面を焼いた「焼きかまぼこ」も見ます。

伝統的な水産食品である水産ねり製品のかまぼこ。地域ごとに原料の魚、製法、色、形、食感などいろいろな特色がありそうで、調べたら面白そうです。

トップバリュの「鯛入りかまぼこ 赤」